オックスフォード観光案内

最終更新:2011年7月10日 | ページ内の情報は最終更新日の時点のものです

はじめに

Oxford Carfax

英語圏最古の大学の所在地として有名なオックスフォードの町並みはカレッジ、教会と大学関連の砂岩造りの建物によって形成されています。ロンドンとはひと味違う歴史と伝統に満ちた英国を体験することができるので、英国旅行の際には是非訪れたい所です。主にロンドンからの日帰り旅行を想定した観光案内となっており、右側にある記事内リンクにあるように、項目に分けて観光名所やパブ・カフェの紹介を行っています。

ロンドンから日帰りでオックスフォードに往く

オックスフォードはロンドンから約100キロで日帰り旅にちょうどいいところです。ロンドンからオックスフォードまで電車で片道約1時間、バスで1時間40分から2時間ほどかかります。

電車は Paddington 駅で乗車します。オックスフォードに行く数日前までに切符を買うと割安となります。当日、駅で切符を購入するとかなり高くなり、また午前の時間帯の一部はラッシュ時と定義され、より運賃が高くなります。オックスフォード駅からカレッジ群まで徒歩15分ほどです。

バスですが、赤の2階建てバス Oxford Tube と緑色の Oxford Espress (X90) が競合していて、日中であれば数分おきにロンドンから出発します。両社とも無料で無線インターネット接続を使用できます。あくまでも感想の類ですが、一般的にサービスがよく、本数の多い Oxford Tube を選ぶ人の方が多いように思えます。ロンドン Victoria と Marble Arch には両社のバス停があり、その先は Oxford Tube が Notting Hill Gate と Shepherd’s Bush に停まり、一方 Oxford Espress はさらに Baker Street に停まります。料金は2社とも同額(一般£16;写真入りの学生証を提示できれば£13)なので、ロンドンの宿泊先から一番近いバス停を選ぶと楽です。例外として1週間前ほどから乗車日と時間さえ決めておけば Stagecoach 社のウェブサイトの www.megabus.com でかなり安く時間指定のバス券が買えます。でも指定されたバスにしか乗れないので注意してください。オックスフォードについたら High Street / Queen’s Lane か終点の Gloucester Green で降りると便利です。

▲ ページ・トップ

Oxford Tourist Information Centre

オックスフォード観光(カレッジ・図書館見学)

オックスフォード大学というのは、カレッジ・学部・図書館の集合体のようなもので、ある場所にすべての建物が揃っているわけではありません。「オックスフォード大学はどこですか」と訊かれたら答えるのに窮するわけです。 Christ Church のように有名で観光客が多く訪れるカレッジもあれば、1960年代の無機質なコンクリートで建てられたのも多数あります。Christ Church, Magdalen, Merton, New College といったカレッジは大きく、古い建物があり、観光する価値があります。ハリー・ポッターの映画の撮影場所ともなった Christ Church は人気があり、年中入場料を支払わなければいけませんが、他のカレッジは入場料を夏の間に徴収することがあります。

どのカレッジにも当てはまりますが、特に Christ Church の場合、昼食の時間を避けてください。食堂が使われていると見学できません。 Magdalen は夏期の間入場料を徴収しますが、秋から春にかけては無料の場合が多いです。他のカレッジはまちまちです。また最近は過激な動物愛護団体による大学への抗議行動があり、物質被害を心配するカレッジはかなり神経質なので、「観光お断り」という場合もあります。カレッジ見学の際のマナーとして private と札が立っている先に進まないのはもちろん、あまり大声を出さない、そして芝生に入り込まないの2点を留意してください。カレッジは勉強はもちろん、学生寮で生活の場でもあります。芝生はどちらかというと観賞用です。カレッジ付属の教会やチャペルは実際に礼拝の場として使われていますので、それなりの配慮が求められます。

観光客が見学できる時間が限られていることが多いので、オックスフォードにいるガイドと一緒に観光するのが手っ取り早い方法です。オックスフォード市の観光局の公認でブルー・バッジと呼ばれる資格を持つガイドが信頼できます。ロンドン同様、2階建ての観光バスが走っていますが、高いわりにあまりカレッジを見学することもできないようです。

カレッジのほかには、High Street にある聖マリア大学教会(University Church of St. Mary the Virgin)の尖塔に登ることができます。景色は抜群ですが、体力が必要です。高さはすこし落ちますが、大学図書館(Bodleian Library)の隣にある Sheldonian Theatre にも展望台があり、カレッジの尖塔群を見ることができます。特に天気が悪いときには、Sheldonian Theatre のほうがいいでしょう。

▲ ページ・トップ

オックスフォード観光(美術館・博物館)

カレッジのみならず、オックスフォードには幾多の博物館や美術館があります。もっとも有名なのは Ashmolean 博物館で、町の中心部にあります。考古学関連から絵画まで幅広い展示物があります。また人類学の分野では Pitt Rivers 博物館があります。Christ Church 見学のときには、カレッジの絵画館に足を運ぶことをおすすめします。

▲ ページ・トップ

The Bear

昼食:パブ・サンドウィッチ店

英国料理といえば「不味い」と思われがちですが、一回はパブで食事をするのも趣きがあります。学生の多くいるところには必ずたくさんあるパブで、オックスフォードも例外ではありません。何軒も伝統的な雰囲気を保ったパブがあります。学生・観光客に人気のあるパブは、小路の奥にある Turf Tavern, King’s Arm や Bear などです。また、『指輪物語』のJRRトールキンと『ナルニア国物語』のCSルイスが文学討論グループ『インクリングス』の他の会員と集まった、St. Giles にある Eagle and Child も有名です。ビールですが、ラガーよりは英国のちょっと温めのエール(ale)かビター(bitter)を是非試してみてください。食事のほうですが、フィッシュ&チップス、ソーセージとマッシュ・ポテトや牛か羊のローストなどが定番です。

天気が良い場合は、サンドウィッチなどを買って、外で軽い食事を摂ることもできます。オックスフォードのサンドウィッチ屋の中でも、店舗数が多いのが Morton’s で学生の間でも評判が良いところです。あとは街の中心にある Covered Market にもサンドウィッチ屋が数店あり、パスタなどイタリア料理の食材を販売している Fasta Pasta には行列ができます。

▲ ページ・トップ

午後の紅茶

オックスフォードは英国で初めてカフェが開いた町で、High Street にある Grand Cafe と Queen’s Lane Cafe が「英国初」を名乗り、宣伝しています。Grand Cafe はどちらかというと高級感があり、昼食もできるしゃれたところですが、割高というわけではありません。コーヒー・紅茶は常に何種類かおいていて、スコーンやケーキも多くあります。ほかには Old Parsonage Hotel が優雅なところで、夏の間は特に外で(アフタヌーン・)ティーを楽しむことができます。いつも学生が多くいるアイスクリーム中心の G&D's もお勧めできます。もちろんチェーン店のスターバックスなども町中にあります。

▲ ページ・トップ

Punting

散歩

天気の良い日には、散歩もお勧めします。Christ Church の観光客用の入口の前に広がるのが Christ Church Meadows で並木のところを歩いていくと、オックスフォードでは Isis と呼ばれているテムズ河畔にでます。牛が放牧されていたりと結構のどかです。またこのあたりに各カレッジのボート・ハウスが並び、時間帯によっては、カレッジのボート部が練習しているのを見ることができるかもしれません。年に数回、大学内のカレッジ対抗の競技があります。また春から秋にかけては punt と呼ばれる竿で操る小さな平底舟を借りて川遊び(punting)をすることもできます。最初は平衡感覚を保つのに戸惑うかもしれませんが、慣れるとそう難しくありません。もちろん川に落ちる人もいますので、注意してください。シャンパンとともにイチゴに生クリームを持ち込むのもいかにも時代錯誤と上流階級が錯綜するオックスフォードらしいです。

Magdalen College の裏にある庭園も散歩にはいいので、カレッジ見学と兼ねることもできます。Deer Park と呼ばれ、鹿が放し飼いになっている部分もあります。もちろん餌付けはいけませんが、身近に鹿を見ることができます。

▲ ページ・トップ

土産屋

観光地なので、大学のロゴなどの入ったオックスフォード関連の商品が置いてある店は High Street と Broad Street に多くあります。どの店も価格は似たり寄ったりというところでしょうか。High Street に大学の公式の店があります。また数軒となりにオックスフォード大学出版局の直営店もあります。University of Oxford と大きいロゴが入っている商品はロンドンや飛行場でも手に入るので、カレッジのロゴ入りのものを購入することも一案かもしれません。日曜日の開店時間には規制があるので、午後4—6時の間に営業を終了する店がほとんどです。

▲ ページ・トップ

じっくり観光派:宿泊先

オックスフォードをじっくり、あるいは Blenheim 宮殿や Cotswold 地方をまとめて観光したい場合にはオックスフォードを起点にすると便利です。英国のホテルは高いのが難点ですが、オックスフォード駅のすぐ隣にあるユース・ホステルは比較的新しく、立地条件もよいので、候補の一つとなります。町の中心部にあるホテルは高いですが、払うだけの価値があると聞いています。

もし時間と金銭的な余裕があり、ヨーロッパ一流の優雅で洗練された雰囲気を満喫したい場合には、郊外 Great Milton にある名シェフ Raymond Blanc 氏の経営するホテル・レストラン Le Manoir aux Quat’ Saisons(日本語版ウェブサイトもあり)がおすすめです。

▲ ページ・トップ

地図Google マップ

バス停や駅のほかに i は観光局、青が Christ Church, Magdalen カレッジの入口、赤が観光に値する教会や建物、カクテルグラスがパブでコーヒーカップがカフェの位置をさしています。

▲ ページ・トップ